Report on Non-traditional Security threats in East Asia (in Japanese)

This paper is was presented in November, 2009 at an international conference held at Dokkyo University. The points remain relevant.

 

グローバリゼーションと東アジア

東アジアの安全保障に関する考察

 

 

エマニュエル・パストリッチ

2008年 11月

Ⅰ 東アジアの当面する新たな課題

 

われわれは北朝鮮の非核化やテロとのたたかいの議論にばかり目を向け、東アジアでそれらと同じように深刻ないくつもの脅威に十分な注意を払ってこなかったのではないだろうか。現在、そうした脅威は日増しに高まっており、数年後には他の諸問題をも押しのける重要性をもつ可能性がある。東アジアにおける安全保障についてのパラダイムの再検討は、今やわれわれすべてにとって差し迫った課題である。ところが、この「東アジア」という概念やそれに関わる仮定自体が、従来の国民国家のパラダイムに立脚したものであるため、それらはことがらを説明するよりも、むしろ不鮮明にしている。われわれは、今日の個人、組織、社会、地域経済がどのように機能しているかについての新しいモデルを提示し、それによって経済と技術のリンケージのインパクト、消費社会への影響、さらに環境悪化や大気汚染の脅威といったものを説明する必要がある。

われわれは個人、企業、国家および非政府組織のあいだの基本関係の変化を深刻に受け止めねばならない。しかしそのことは、国民国家が消滅したということを意味するのではなく、むしろそれを構成する諸要素間の関係が根本的に変化を遂げたということなのである。また、それらの変化があまりにも深部で起こっているため、本質的なことがらが多くの人々の目に映らないという問題がある。たとえば、もしわれわれが様々な製品の製造、流通、消費地を正確にマッピングすれば、それはグローバル経済がどのように作動しているかについての正確な記述となるであろう。しかしそれは、ほとんどの人々にとってまったく疎遠なものに映ることもまた事実である。同じように、海洋や大気汚染のパターン、漁業の乱獲の帰結、気候変動の農業に対するインパクト、人口増加圧力といった問題も重要であるが、何となくぼんやりと受け止められている。

 

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パストリッチ論文 globalization

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