Korea: Circles and Squares

Insights into Korea's Sudden Rise

“外国人の目に映った「統一大チャンス」” ( 中央日報 2014年 3月 4日)

 中央日報

“外国人の目に映った「統一大チャンス」”

2014年 3月 4日

  エマニュエル・パストリッチ

最近、韓国人の間では「統一大チャンス」が話題だ。しかし外国人はこうした大きなチャンスがどこにあるのかよく知らないようだ。もちろん韓半島(朝鮮半島)の統一は新しい国を建設するという意味で、国際社会と青少年の関心と情熱を呼び起こす可能性がある。統一を成功させるためには、国内と海外の積極的な参加と情熱も必要だ。

しかし南北統一に対する見方からもう一度考え直してほしい。南北統一は韓半島という範疇を越え、世界の未来、国際地政学的にも非常に大きな革新だ。もちろん北朝鮮に埋蔵されている石炭・希土類の地下資源など、統一すれば手に握る利益もある。しかしどのように資源を利用するかによって、必ずしも経済にプラスの影響を及ぼすとは断言できない。

高度に訓練された低コストの北朝鮮労働力を話す人も多い。これは中国や他国との競争を考えれば重要なポイントだ。しかしこれも暫定的な推定にすぎない。むしろ最終的には統一韓国の労働コストが下方平準化される公算が大きい。低コストの北朝鮮の労働力が統一韓国にプラスになるという予測は、長期的には政治的な判断ミスとなる可能性もある。何よりも上で挙げた長所は、韓半島の統一に向けた国際社会の協力を引き出すには力不足だ。

むしろ韓半島統一の重要性は前世紀に我々が一度も目撃したことがない大規模な実験というところにある。新しく国家を建設し、途方もない革新が伴うからだ。多くの人がドイツ統一と比べて韓半島統一の条件ははるかに劣悪だと考えている。これは逆に、韓半島統一が引き起こす変化の深さがドイツ統一とは比較にならないほど甚大であることを意味する。

統一すれば韓国政府が極度に貧しい北朝鮮の数百万人の住民の生活を抱え込むという懸念もある。しかしこれは統一という挑戦に臨む正しい応戦態勢ではない。最近ソウルで開かれたアジアインスティチュートのセミナーで、国際関係専門家のジョン・フェファー氏はこのように強調した。「韓半島統一は富国と低開発国を一つの国として統合する歴史的なものとなるだろう。もし統一韓国が文化・社会領域での改革を通じて成功的な解決策を提示すれば、これは世界のための一つのモデルになるだろう」。

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“ある“アフリカ系韓国人”の悲哀”(中央日報 2014年 4月 1日)

中央日報

“ある“アフリカ系韓国人”の悲哀”

2014年 4月 1日

エマニュエル・パストリッチ

 

筆者の慶煕(キョンヒ)大学同僚であるエド・リード教授が、この前仁川(インチョン)空港で目撃した光景について聞かせてくれた。ある黒人が出入国審査場の“韓国人”審査台の列に立って待っていた。親切にも3人の韓国人が順に彼に近付いてそばにある“外国人”専用窓口側の列に移るよう言ったという。とても不快そうに見えたが、頑固に立ち続けていた。やがて彼が出入国審査を受ける番がきた。実はその“黒人”は大韓民国の国籍を持つ堂々たる韓国人だった。

韓国で“多文化”は普通、東南アジアや中国出身の外国人妻と韓国男性がつくる家庭だけを指し示す用語として誤って通用している。もちろん彼らもまた韓国文化の一員として受け入れなければならない。しかしこれらの家庭だけが多文化というのは明らかに語弊がある。韓国社会で多文化は、ほかの文化を吸収して統合できる包容的な文化を作ることを意味しなければならない。多文化の基盤は、外国人を受け入れて変化させるだけでなく、海外同胞、養子さらに北朝鮮同胞までも抱く包容的な文明でなければならない。
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“大韓民国、使い捨て社会から脱却したら” (中央日報 2014年 6月 3日)

中央日報

“大韓民国、使い捨て社会から脱却したら”

エマニュエル・パストリッチ

2014年 6月 3日

 

私はコーヒーが本当に好きだ。ところでカフェでコーヒーを注文する時は困惑している。コーヒー自体は、やはりおいしい。ところでこのコーヒーが紙コップの服にプラスチックの帽子をかぶり、時には紙のベルトまでつけて現れる。ここに5~10枚のナプキン、砂糖とクリームをかき回すスティックを伴う。ときおりウェットティッシュと宣伝用のビラまでついてくる。

資源枯渇のこの時代に、韓国で途方もない物質の浪費を見るのは苦痛だ。特に残念な点は、多くの韓国人がそういう習慣が誤っていると認識さえできないということだ。スタッフもやはり顧客にこんなに多くの使い捨ての物が必要なのかを尋ねず、店舗内で飲む顧客にも、紙コップの代わりにマグカップを使うかを尋ねない。最初からマグカップを洗う空間をなくしてコストを節約する店も多い。  Read more of this post

“漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう” (中央日報 2014年 7月 14日)

中央日報

“漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう”

エマニュエル・パストリッチ

2014年 7月 14日

 

ドイツ自動車のテレビ広告は似たパターンが多い。車1台がスピーディーに森の道をあっという間に走り抜け、古風な邸宅の前に軽く止まる。その時、他の自動車ブランドでは見られない、ドイツ車特有の精巧さを誇るドイツの独歩的なエンジニアリング技術に関する説明が続く。

このような広告は、ドイツがグーテンベルクによる世界初の大量聖書印刷にまで遡る科学とエンジニアリングの驚くべき伝統を持つという事実を、誰もが知っているからこそ通用する。それだけではない。マックス・プランク、アルベルト・アインシュタイン、そしてプログラミングが可能な最初のコンピューターを発明したコンラート・ツーゼなど、傑出した科学者を排出した国がドイツだ。ドイツのエンジニアリング技術レベルは、こうした広告を見る人にあえて説明しなくてもよいほど十分に知られている。簡単に言えば、ドイツのエンジニアリングは別に注釈を付けなくてもよいほど信頼が構築されているということだ。  Read more of this post

“政策の政治」から「習慣の政治」へ” ( 中央日報 2014年 8月 9日)

 中央日報

政策の政治」から「習慣の政治」へ

  エマニュエル・パストリッチ

 

2014年08月09日

私たちの行動がより透明になり、各自が属する職場で自身の責任を全うする時だけが、社会全般に政策的レベルを凌駕する変化が起きる。そうなれば利己的な者たちも態度を変えるよう仕向ける圧迫が強まるだろう。普通の人々の態度が健全になれば、政府も以前の活力を取り戻し、誤ったシステムも本来の位置に戻る。 

  しかし近頃の韓国では、政治家たちが全く一貫性のない公約を乱発している。彼らはテレビに出演する時は善良な君子のふりをするが、すぐに最高級車に乗ってお金持ちの権力者のもとへと駆けて行く。政治家たちは親たちに向かって教育改革が必要だと熱を上げるが、数時間後にはエリート集団と会って不動産投資や子供の海外留学について話している。 
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“Toward a politics of habit” (JoongAng Daily, August 11, 2014)

“Toward a politics of habit”

JoongAng Daily

August 11, 2014

Emanuel Pastreich

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The sinking of the Sewol Ferry has created immense pressure for change within the political system of Korea. Yet what we see are unrealistic efforts to respond to systemic problems through sweeping reorganization of the government at the highest levels. Many suspect this effort is intended only to reassure citizens that some change is happening.

But the harsh truth is that although quick responses may be temporarily satisfying, neither a shake-up at the highest levels in government, nor proposals for new bureaucracies, nor prison terms for a handful of people involved directly in the tragedy will prevent another one. Read more of this post

Meeting with Ambassador Kwon and Dr. Kwak

I had the unexpected pleasure of  having lunch together with both Ambassador  Kwon Byong Hyon and Dr. Kwak  Sang Soo at Future Forest  last Friday (August 8, 2014). They are two Koreans who have deeply inspired me with their model and their work. Ambassador Kwon works every day to raise funds to support efforts to plant trees in China and stop the spread of trees. He is  one of the very few who is deeply involved in government policy but also willing to think outside the box about the  need to create a new civilization in this age of  ecological crisis. He is far past the age that most successful people retire and take up their time with personal concerns.

When we spoke at Minjok Sagwan High School, Ambassador Kwon started his remarks by apologizing to the high school students for how he had  thoughtlessly  wasted resources throughout his life without a thought  for future generations.  I have never heard anyone one make  such an apology before, Read more of this post

“跨海求真: 哈佛博士论中美未来” (全文)

표지

跨海求

哈佛博士中美未

 

贝一明(Emanuel Pastreich)著

首尔:亚洲研究所出版社

 

序 文

 

前 言

 

第一章  老美中文学习记

哈佛博士的成长轨迹

耶鲁中文学习记

耶鲁岁月中的师生情

宝岛之旅

中国交流的恩师

 

第二章  论教育

我们应该送给子女什么礼物?

解密美国大学教育

二十一世纪人文教育的重要性

每一位国际关系从业者都应主修文学

教育的危机

 

第三章 给中国青年的忠告

论价值

历史和新闻的区别

民主和参与

 

第四章 论环境

面向世界的中国梦

亚洲公敌:气候变化

气候变化的语言

生态货币

 

第五章 解读中美关系

中美关系:弗兰肯斯坦联姻

中国是新冷战的主角吗?

美国,若只管自己的事,仍然是一个威胁吗?

朝鲜问题

 

第六章 中日关系何解?

论中日关系

论岛屿争端问题

跨世纪的福岛核电站事故对策:中国的角色

 

第七章 全球化与我

一触即发的数据危机:我们是否需要一部信息宪法?

Facebook 究竟是什么?

Facebook 与全球治理的未来

世界真的在变小么?

世界究竟是如何运转的?

 

第八章 不可思议的现代社会

孔子说的“正名”是关于体制转变的警言

性与消费

贪婪、资本主义和热力学第二定律

消费的崛起和因果法则的终结

阶级分化的复苏

李天一与阶级的再现

 

第九章 中国的未来

多元历史成就未来中国

21世纪中国文化的意义

中国的科举与考试制度

 

结语 年轻人如何成为领导者?

 

 

序 文

序 文

王禹   韩国庆熙大酒店本科生

我们生活在一个大家园里,一个容纳着70多亿人口的大家庭——地球。从古至今,世界的每一角落都在以不同形式发展着,人文、经济、科技、环境等各个方面,时好时坏难以捉摸,而背后孕育的真理更是无穷无尽。或许从一个人出生到死亡的那短暂而忙碌的几十年中,不知有多少人愿意抽出时间探索这些变化,寻找这些变化的原因。或许很多人从出生起就注定了一套循规蹈矩的个人生活模式:教育、工作、婚姻、死亡,无暇顾及自身以外的点点滴滴。但是,无论是上述的哪一类?,我们都有探寻真理的渴望,每个人都期望了解事情的真相,还原它原本的面貌。这是人类的本能,然而能否真正地掌握?取决于个人的决心。 Read more of this post

前 言

前 言

为何要写这本书?这确实是个有意义的问题。不论是在北京的咖啡馆,还是在庆熙大学的办公室,无论何时何地,我都在思考这个问题的答案。很多人问我是为了给这本书提出建议,例如如何能够吸引更多的读者,如何打开销路等等。许多中国朋友似乎一致建议我把这本书打造成一本 “畅销书”。

然而,写这本书的初衷绝不是使之成为一本畅销书。如若每百万名中国人中有一人能够理解它,那么也足以形成一个一千多人的读者群体,而在我看来,这便是成功了。这本书的目的并不在于发行量的大小,而在于是否能给中国带来些许的变化,进而让改变了的中国改变世界。 Read more of this post

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